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​人の性のあり方を
言いふらさない

 「あの人、ゲイなんだって」「○○さんって、元男の子なの知ってた?」といった言葉を耳にしたこと、口にしたことはありませんか?

 アウティング(outing)とは、本人から了解を得ず、その人が公にしていない個人情報や秘密を言い広めることです。セクシャルマイノリティの当事者にとって、自分のセクシュアリティを誰に伝えるか、どこまで伝えるかは、本人が自分の意志で決めることです。社会生活に大きく関わるとても重要な問題であり、尊重される必要があります。

 悪気はなかった、その人のためだと思った、などどのような事情であれ、アウティングは信頼関係を裏切り、相手を傷つける行為です。

​エピソード ~大学一年生のAさんの場合~

 大学でサークルに入り、Bという友達ができた。ある日、「実は俺、ゲイなんだよね。言うか迷ったけど、Aになら話してもいいかなと思ってさ。」とBに言われた。びっくりして、何て言えばいいのかわからなかった。

 その場では流したけど、解散した後、そのことが頭を離れなかった。まさかあいつがゲイだなんて、信じられないし、これからどう付き合えばいいんだろう。何て言えばよかったんだろう。

 悩んだ挙句、サークルの代表で先輩のCさんに相談した。先輩は代表だから伝えないといけないと思った。それに、1人に相談するくらい大したことないだろう。「Cさん、この間Bから、俺はゲイなんだって言われたんです。……」

 翌日サークルの活動に参加すると、メンバー全員がBがゲイだってことを知っているみたいだった。Cさんは、Bが活動しやすいようにと思って、サークルのみんなにそのことを伝えたみたいだ。

 僕はどうすればよかったんだろう。

​Aさんはどうするべきだったのでしょう?

Tips~カミングアウトされたら?~

​どこまで伝えていいかを確認しましょう。

​いつ、誰に、どうやってカミングアウトするかは、本人が決めることです。

他人に伝えるときは、本人の許可を取りましょう。

​カミングアウトされたことを誰かに相談したくなっても、

それはアウティングにつながります。

​どうしても第三者に相談したいときは、専門の相談機関を利用しましょう。
 

よりそいホットライン:https://www.since2011.net/yorisoi/n4/

東北大学性を考えるサークルAROW
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